夏涼しく冬も快適!熱効率の良い家づくりで、光熱費もストレスもカット
暑くなってきましたね!電気代も高騰する中、エアコンの稼働時間は増える一方の昨今です。 そこで、今回は、夏を涼しく快適に過ごせる家について考えてみました。

夏も涼しく快適なのは、「熱効率が良い家」
熱効率が良い家とは、外気の影響を最小限に抑えながら、室温を快適に保つ家のことです。そのためには、以下の3つの性能が重要です
- 断熱性能:外の暑さ・寒さを室内に伝えにくい
- 気密性能:隙間からの熱の出入りを防ぐ
- パッシブデザイン:太陽光や風など自然の力を活かす設計
例えば、高断熱材を使った家は、真夏でも室内がひんやりして快適。エアコン効率も良くなり、光熱費削減にもつながります。
夏に涼しく過ごせる工夫
日本の高温多湿な夏には、家を建てるとき次のような工夫をするのが効果的です。
- 遮熱性の高い屋根や外壁材を使って太陽熱をカット
- Low-E複層ガラスを入れて赤外線を反射し室温上昇を防ぐ <br>※Low-E複層ガラスとは、複層ガラス(ペアガラス)の内側に特殊金属膜(Low-E膜)をコーティングしたガラスのことです。
- 庇(ひさし)や窓の配置で直射日光を遮る
- 通風設計で風の流れをつくる
庇を採用したお宅からは、「庇をつけただけで午後の暑さが全然違う!風通しもよく、エアコンに頼らず快適です」というお声も。

光熱費が抑えられる家はココが違う!
高気密・高断熱の家は、冷暖房効率が良く、家計にもやさしいのが特徴です。
- 冷暖房の効きが良く、エアコンの稼働時間が短縮
- 断熱・遮熱で室温を安定させ、温度ムラを軽減
- 太陽光+蓄電池による電力の自家消費で光熱費ゼロも可能
高気密、高断熱の家を建てたご家族からは、「昔の家に比べて月5,000円以上光熱費が下がりました。冬も冷えない家って最高です」というお声も。
実際に住んでみたらどう?暮らしの声
高性能住宅に住んでいる人から多く寄せられているご感想は次の通りです。
- 「夏でも室内がムワッとしていない!」
- 「エアコンがすぐ効くので家事中も快適」
- 「温湿度が安定して体調が良くなった気がする」
中でも特に多いのが、「1階と2階で温度差がなく、家中どこにいても快適です」というお声。
これから家を建てる方へ
熱効率の良い家にするには、家づくりの段階で以下の点に注目しましょう
- 断熱材の種類と厚み(グラスウールや吹付けウレタン)
- 樹脂サッシやLow-E複層ガラスの導入
- 第一種換気(熱交換型)で室温維持
省エネ等級、UA値・C値などの住宅性能指標もチェック。ZEHや長期優良住宅の認定を受ければ補助金や税制優遇も受けられます。
アドバイス:「"断熱材が入ってます"だけでは不十分。必ず合わせて等級や性能値も確認しましょう」