新築氷河期時代に選ばれる家とは?〜本当の価値を知る家づくり〜

「新築氷河期」が示す住宅業界の転換点

2026年、住宅業界に大きな変化の波が押し寄せています。首都圏の新築マンション供給戸数は過去50年で最低水準となる2万3,000戸まで落ち込み、注文住宅市場でも持ち家の着工戸数が19万戸台になる可能性が指摘されています。メディアはこの状況を「新築氷河期」と名付けました。

しかし、この厳しい状況は、決して悲観すべきものだけではありません。むしろ、家づくりの本質を見直す絶好のタイミングと言えるでしょう。価格高騰と市場縮小という環境の中で、今こそ「本当に価値のある家とは何か」を真剣に考える時代が到来したのです。

名古屋で長年、一つひとつに想いをこめた家づくりを続けてきた私たちNKT HOMEは、流行に左右されない本質的な住宅性能の重要性を、改めてお伝えしたいと考えています。

なぜ今「新築氷河期」なのか?住宅価格を押し上げる4つの構造的要因

住宅価格の高騰は、一時的な現象ではなく、構造的な要因によって引き起こされています。不動産アナリストが「2026年の新築住宅価格、下がることはない」と断言する背景には、次の4つの要因があります。

1. 建材価格の高騰

2019年から2025年にかけて、建築費は全国平均で約25〜30%上昇しました。木材、鉄、コンクリートといった基本的な資材価格が高止まりしており、特に輸入建材への依存度が高い日本では、円安の影響を大きく受けています。多くの住宅建材は輸入に頼っているため、為替相場の動向が直接、建築コストに反映される構造となっているのです。

2. 深刻な人件費上昇

建設業界は空前の人手不足に直面しています。職人不足により労務単価が上昇し続け、さらに2024年に始まった働き方改革の影響で、運輸業界の物流コストも増加しています。熟練した職人の確保がますます困難になる中、この傾向は今後も続くと予想されます。

3. 求められる性能基準の向上

住宅に求められる性能は年々上昇しています。耐震性、断熱等級、気密性能など、安全で快適な暮らしを実現するための基準が高まり、省エネ住宅が国策の中核として位置づけられています。高性能化に伴うコスト増は避けられませんが、これは決して無駄な投資ではありません。

4. 2026年からの法人税上乗せ

税制変更により、建築価格をさらに押し上げる要因が加わります。法人税4%の上乗せは、最終的な住宅価格に転嫁されることになるでしょう。

これらの要因から明らかなように、「安くなるのを待つ」という戦略は通用しない時代になりました。今、私たちに求められているのは、価格以上に「価値」を見極める目なのです。

市場縮小が浮き彫りにする「本物と偽物」

淘汰の時代だからこそ、品質で選ばれる工務店へ

市場が縮小する時代には、価格競争だけでは生き残れません。初期費用を抑えることだけに注力した「安かろう悪かろう」の住宅では、長期的なコストが膨らみ、資産価値を保つことも困難です。

今求められているのは、「今だけ良ければいい家」ではなく、「長く価値を保つ家」です。建て替えサイクルを延ばせる耐久性、維持管理コストを抑えられる設計、災害に強く家族を守れる安全性----これらが、これからの時代に選ばれる住宅の条件となります。

名古屋エリアでも、価格上昇の波は同じように押し寄せています。だからこそ、地域に密着した工務店が果たす役割は大きくなっています。地元密着の工務店だからこそできる、きめ細かい対応と適正価格で、お客様一人ひとりに寄り添った家づくりを実現できるのが、私たち地域工務店の強みです。

NKT HOMEが大切にする「一つひとつに想いをこめた家づくり」とは、流行に左右されず、本質的な価値を提供し続けることにほかなりません。

本当の価値を生む「3つの性能」

NKT HOMEが譲らない、住宅性能の基本

住宅の本当の価値は、見た目のデザインや設備の豪華さだけでは測れません。長く安心して暮らせる家には、3つの基本性能が不可欠です。

性能1:耐震性〜家族の命を守る最優先事項〜

名古屋を含む東海地方は、南海トラフ地震のリスクを抱えています。政府の想定では、30年以内に巨大地震が発生する確率は70%とされ、名古屋市では最大震度6強の揺れや、最悪の場合約6,700人の死者、建物全壊約3万4,000棟という被害が予測されています。

南海トラフ地震のリスク.png

このような地域だからこそ、耐震性能は最優先事項です。長期優良住宅の認定基準では「耐震等級2以上」が求められますが、可能であれば最高等級の「耐震等級3」を目指すことをお勧めします。

耐震等級3を取得することには、大きなメリットがあります。まず、地震保険料が50%割引されます(耐震等級2は30%、等級1は10%)。35年間地震保険を継続した場合、この割引額は数百万円規模になることもあり、建築時の追加投資を大きく上回る経済的メリットが得られます。

さらに重要なのは、実際の地震時における安全性です。過去の大地震でも、高い耐震性能を持つ住宅は被害が軽微であったというデータが数多く報告されています。家族の命を守り、震災後も住み続けられる家----これこそが、真の資産価値と言えるでしょう。

性能2:断熱性〜快適性と経済性を両立〜

高断熱住宅がもたらすメリットは、3つの側面から理解できます。

第一に、年間を通じた室温の安定です。冬は暖かく、夏は涼しい住環境は、快適性を高めるだけでなく、ヒートショックのリスクを軽減し、健康寿命を延ばすことにもつながります。特に高齢者がいるご家庭では、室内の温度差が少ない住宅は命を守る住まいとなります。

第二に、光熱費の大幅削減です。最新の調査データによると、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)水準の断熱性能を持つ住宅では、年間約4〜5万円の光熱費削減効果が期待できます。断熱等級6の住まいでは、実に97.3%の居住者が「光熱費の削減」を実感しているという調査結果もあります。30年間で計算すれば、120万円〜150万円の経済的メリットとなり、初期投資は十分に回収できる計算です。

第三に、住宅の耐久性向上です。高断熱・高気密な住宅は、結露の発生を抑制します。結露は建物の構造材を腐食させる原因となるため、これを防ぐことで住宅の寿命を大きく延ばすことができます。

さらに、2026年以降も省エネ住宅への補助金制度が充実しており、ZEH水準の住宅を建てることで、さまざまな優遇措置を受けることができます。断熱性能への投資は、快適性・経済性・耐久性のすべてにおいて、確実なリターンをもたらすのです。

性能3:耐久性〜世代を超えて住み継げる家〜

長期優良住宅の認定を取得することには、多くのメリットがあります。

税制面での優遇として、2026年度の税制改正により、住宅ローン控除が5年間延長され、2030年12月末まで利用可能となりました。認定長期優良住宅の場合、借入限度額は4,500万円(子育て特例対象者は5,000万円)、控除期間は13年間、控除率は0.7%が適用されます。これにより、最大で400万円以上の税制優遇を受けることが可能です。

加えて、固定資産税の減額措置や地震保険料の割引も受けられます。長期優良住宅は耐震等級2以上を満たしているため、地震保険料は最低でも30%割引となります。

資産価値の維持という観点でも、長期優良住宅は有利です。国の基準に基づいた高水準の耐震性・省エネ性能が確保されているため、築年数が経過しても市場価値が下がりにくく、将来的に売却や賃貸を考える際にも評価が高くなります。

適切なメンテナンスを行えば100年住める構造を持ち、リフォームやリノベーションもしやすい設計となっている長期優良住宅は、子世代、孫世代にまで受け継げる「良質な資産」となるのです。

長期優良住宅.png

「ちょっといい家」が生む長期的価値

初期投資と生涯コストで考える賢い選択

住宅を選ぶ際、建築費だけで判断するのは危険です。初期費用が200万円安い住宅を選んだとしても、30年間のトータルコストで計算すると、逆転してしまうケースは決して少なくありません。

光熱費、メンテナンス費用、保険料の累計を試算すると、高性能住宅の経済的優位性が明確になります。例えば、年間5万円の光熱費削減効果があれば、30年間で150万円。地震保険料が50%割引されれば、35年間で100万円以上の節約になります。外壁や屋根の塗り替え頻度が減れば、メンテナンス費用も大幅に削減できます。

「ちょっといい家」を建てるための追加コストは、多くの場合10〜15年で回収できる投資です。しかも、住宅ローン控除や各種補助金を活用すれば、実質的な負担はさらに軽減されます。

さらに、資産としての住宅という視点も忘れてはなりません。長期優良住宅は中古市場でも高い評価を受けており、将来の売却時や賃貸に出す際にも有利です。子世代に残せる「良質な資産」として、世代を超えた価値を持つのです。

NKT HOMEが提案する「ちょっといい家を建てたい」というコンセプトは、決して贅沢を追求するものではありません。適正価格で最大の価値を提供し、長期的な視点でお客様の暮らしを豊かにする----それが、私たちの工務店としての使命です。

新築氷河期だからこそ、本物の家づくりを

市場が厳しい時代だからこそ、価値で選ぶ時代が到来しました。安さだけに飛びつくのではなく、長期的な視点で住宅を判断することが、これからの賢い選択です。

耐震性、断熱性、耐久性----この3つの基本性能にこだわることは、家族の安全と快適な暮らし、そして確かな資産価値を同時に手に入れることを意味します。新築氷河期と呼ばれる今だからこそ、本質的な価値を見極め、本物の家づくりに取り組む絶好の機会なのです。

NKT HOMEは、名古屋の地で「こだわりの家づくり」を続けてきました。一つひとつのお客様に寄り添い、長く安心して暮らせる住まいをご提案しています。まずはお気軽にご相談ください。土曜特別相談会や新春大相談会でお待ちしております。

あなたとご家族にとって、本当に価値のある家づくりを、私たちと一緒に始めてみませんか。

メニュー