知らないと損!家を守る白アリ対策の基本と最新事情
白アリが本当に怖い理由
白アリ被害は気づきにくく、気づいた時には家の構造そのものが危険な状態になっていることもあります。資産価値が下がるだけでなく、地震への耐性まで落ちるのが恐ろしいポイントです。
具体的な被害例
- 床が抜け落ちた:築10年で床がブカブカ。根太が白アリに食われていた。
- 浴室のリフォームで被害発覚:柱の中がスカスカ。白アリの巣が広がっていた。
- 中古住宅で羽アリ発生:入居後2ヶ月で大量発生。修繕費100万円超。

白アリの生態と侵入ルート
白アリは湿気を好み、暗くて風通しの悪い場所にひそみます。
- 木材・紙・畳・断熱材を食べる
- 地面から蟻道(ぎどう)を作って侵入
- コンクリートのひび割れ・配管の隙間からも侵入

白アリ被害のサインとは?
- 床がきしむ・沈む
- 羽アリが室内に出た
- 柱や壁を叩くと空洞音
- 建具が歪んで閉まりにくくなる

家を建てる時にできる白アリ対策
- 防蟻処理済みの木材を使用
- 基礎パッキン工法で通気性アップ
- 土壌処理(薬剤散布)で物理バリア
- 断熱材は白アリが好まない素材を選ぶ
※NKT HOMEは建てる前に白アリを防ぐ!白アリ対策20年保証を標準装備しています。
白アリ被害が進むと、家の耐震性が著しく低下する可能性があります。
住んでからの白アリ予防策
- 定期点検(5年ごとが理想)
- 床下の湿気対策(換気口の確認・防湿シート)
- 床下に段ボールや鉢植えなどを置かない
最新の白アリ対策事情
ホウ酸処理
- 揮発せず、長期間有効
- 人体やペットにも比較的安全
- 木材内部まで浸透
ベイト工法
- 白アリの巣ごと駆除する方法
- 毒餌を巣に持ち帰らせて根絶
- 建物に穴をあけず施工可能
通気断熱工法との相性
床下の湿気をこもらせず、白アリが嫌う環境に整えます。
まとめ
白アリ対策で最も重要なのは建築時!これから建てる場合であれば、最初の対策が大切な家を守ります。 もちろん、住んでからの対策も大切です。湿気を減らし、定期点検を行い、最新の技術を活用することで、大切な住まいを長く守りましょう。